500 Startups Japanや個人投資家からシードラウンドの資金調達を実施

NEDOの助成事業にも選ばれ、さらなる研究開発、国内での拡販や先進国を中心とした海外展開に向けて採用を強化

株式会社チカク(東京都渋谷区、代表取締役兼共同創業者 梶原健司、以下チカク)は2016年12月ー日、500 Startups Japan(東京都千代田区、代表者:James Riney)および個人投資家らを引き受け先とする第三者割当増資を実施したことを発表いたします。また、合わせて国立研究開発法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(理事長:古川一夫氏、以下「NEDO」)の助成事業に当社の事業が採択されたことをお知らせします。

スマートフォンや高速インターネットの普及により、急速に情報共有とコミュニケーションの活性化が進んでいます。その一方で、新しいテクノロジーへの苦手意識を持ち、核家族化によって若い世代と離れて暮らすシニア層はこのようなテクノロジーの恩恵から取り残されています。チカクはそんなシニア世代と若い世代を、心理的にも物理的にも双方にとって負担がない自然な仕組みでつなげたいと考え、2015年9月同社の初のサービス「まごチャンネル」を発表しました。

最新のテクノロジーを取り入れつつ、その存在を意識させないシニアでも使えるシンプルさ、温かみのあるデザインとお孫さん一人一人のお名前を印字したパッケージが演出する親しみやすさが高く評価され、三越伊勢丹、ANAのECポータルサイトなどで取り扱いが決定したほか、2016年のグッドデザイン・ベスト100にも選出されました。

また着実に販売数を伸ばし、国内のさまざまな地域にお住まいのおじいちゃん、おばあちゃんのご自宅に導入され、2016年11月末には47都道府県すべてで「まごチャンネル」が使われるようになりました。

今後はさらなる研究開発を進めつつ、国内での拡販に向けた販売チャネルや協業企業の開拓に加え、日本と同様に高齢化が進む先進国を中心とした海外市場への展開に注力します。これに伴い、事業開発を担当する人材の採用も強化していきます。

■アクセラレーター 500 Startups Japanの支援を受け、海外展開を視野に
日本は先進国のなかでも高齢化がいち早く進んでおり、日本のシニア層が抱える課題の解決は同様に高齢化が進む各国においてもニーズが高まると考えられます。チカクは日本でのサービス展開で得たデータや知見をもとに、海外市場への進出をはかります。シリコンバレーの著名投資ファンドとして世界各国で多くの投資実績を持つ、500 Startupの日本向けファンド500 Startups Japanから出資を受けることにより、彼らが世界中に持つエコシステムを活用しながら、各国におけるパートナー開拓や法規制への対応など、幅広い支援を期待しています。

■NEDOの研究開発型ベンチャー支援制度の新たな助成テーマに採択
同社の初めてのサービス「まごチャンネル」は2016年8月、NEDOが事業のひとつとして行う研究開発型ベンチャー支援の新たな4テーマのうちのひとつとして採択され、これに伴い最大7,000万円の助成金で今後の研究開発についてご支援いただくことになりました。

VR、AI、ソフトウェア工学の博士号を持つ開発陣を揃え、ハードウェアからソフトウェアまで一気通貫して実装できるチカクの高い技術力と、クラウドファンディングで早期に目標を達成しその後も順調にユーザー数を伸ばしてきた事業ポテンシャルの高さ、そしてこれまで取り残されてきたシニア層とのコミュニケーション活性化という社会性が評価されたことによるものです。

NEDOの発表資料:
シード期の研究開発型ベンチャー支援制度で新たに4テーマ始動
http://www.nedo.go.jp/news/press/AA5_100615.html

NEDOとは:
http://www.nedo.go.jp/introducing/index.html

■博士号を持つ開発者集団にビジネス開発のスペシャリストを加えチーム強化へ
現在、チカクはApple社で12年間事業周りを担当した代表の梶原、VR、AI、ソフトウェア工学の博士号取得者などによる研究開発部隊の約10名のチームで構成されています。
今後は支援を受けてさらなる研究開発を進めると共に、事業の拡大を目指し、販売チャネルや協業企業の開拓、海外市場展開を担う事業開発部隊を強化していきます。

<2016年度グッドデザイン賞「グッドデザイン・ベスト100」を受賞>
「まごチャンネル」は、2016年度のグッドデザイン賞を受賞し、さらにそのなかでも審査委員会で特に高い評価を得た100アイテムとして「グッドデザイン・ベスト100」に選出されました。シニアでも使えるシンプルな設計、お孫さんのお名前を入れた「父の日」「敬老の日」用の特別パッケージなどが高く評価されました。
グッドデザイン・ベスト100:https://www.g-mark.org/award/describe/43755

<史上最速で目標達成したIoTプロダクト「まごチャンネル」>
2015年9月14日に同社初のサービスとして発表いたしました。同日よりクラウドファンディングサイトMakuakeで支援を募り、IoTカテゴリーでは史上最速の開始50分での目標を達成、最終的に269人から571万円を集めました。

<株式会社チカクについて>
株式会社チカクは、大切な人たち同士が場所やデバイス、時間に依存せず、また時間的・心理的な負担なく、いつでも自然につながっていられる世界を創りたいというビジョンのもとにスタートしました。大切な人たちの存在をもっと「近く」に感じてほしい、大切な人たちの気配をいつも「知覚」していてほしい、そんな想いを込めて、社名に「チカク」という言葉を選びました。週刊東洋経済7月23日号にて「すごいベンチャー」100社のひとつとして紹介されています。